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First of all / はじめに

T

witter、youtubeをはじめとしたSNSの発展、諸技術の進化に伴い、「曲を作る」ということに対するハードル並びにそれを発表する機会が、ここ十数年で一気に増えました。

昔はMIDI(GM音源等)で作曲し、ホームページに載せる…

そういうスタイルが主流だったものが、いまやソフトシンセを

メインに、PC一台で本格的な音源を作成できる様にまでなりました。

同時に、完成した楽曲に対する評価の基準が昔よりも格段に上がっているとも強く感じる様になりました。

これまではメロ・コードの「作曲」、サウンドを凝らしての「編曲」をメインに聴かれていたものが、最終的な楽曲の仕上がりに直結する「Mix/Mastering」の領域のウェイトが上がってきており、リスナーでも気にされる方が少なからずいらっしゃる状態です。

​とはいえ、作曲・編曲の様に、具体的にこう、と表現するのが難しいのが

このMix/Masteringをはじめとしたオーディオエンジニアリングの領域。

自身で作曲される方は多くても、Mix等に関しては他者に依頼される方も

​少なくはありません。その最たる例が、Twitterを中心とした「Mix師」の存在でしょう。

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PO法人ミュージックプランツに所属している方限定(他の仕事との兼ね合いもあり)で、以前よりオーディオ編集の業務を請負い、実施してきましたが、本格的に音楽関連の活動を行いたい、と以前から考えており​ました。

​自分自身作曲をしながらオーディオエンジニアリングを行なって

いるわけですが、最初の頃は「どうすれば良いのか」の前に、

「どの状態が良いのか」

がわからないことも多く、実際業務を請ける様になるまで5,6年は試行錯誤をしていた様に思います。

音楽の師匠である 北田陽一郎 氏 (NPO法人ミュージックプランツ 理事長) に

オーディオエンジニアリングに関しての評価を頂ける様になり、業務を請負う様になりましたが、そのくらい「感覚を掴むのが難しい」分野と感じます。

​その技術を内々だけのものとするのではなく、より広い世界で活用できればと思い、今回この様に一般の業務を請けることにした次第です。

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